Dio110で京都グラベルトラベルツーリング

2024-12-11 13:07:59
2025-02-05 10:41:52
目次

そもそも紙で作られているマンガに

神マンガと言うのは、ややこしいのでやめて欲しい・・

という事で今日はホンダの激安スクーター・・

ディオ110ベーシックのアドベンチャー仕様で

紅葉で彩られた京都の山を散策してみたいと思います。

以前はヤマハのジョグ125で7時間(お尻の)耐久テストを行いましたが

ディオ110では少し過酷な未舗装路でのテストを行ってみたいと思います。

今回も結局、6時間近く走ったのですが

お尻や体が全く痛くなかったので

目指していた無限に乗っていられるバイクには

既に仕上がっているようですね。

ちなみに今回がグラベル・・未舗装路の山道を走る

初のシェイクダウンという事で

アドベンチャー仕様として足りない所も探ってみたいと思いますが

細かい仕様については追々掲載するので

今回はただ無邪気に山を走りたいと思います。

Dio110渡月橋入口

今現在、日の出が午前7時の少し前なんですが

丁度その頃にいつもの渡月橋に付きました。

数は圧倒的に少ないものの

紅葉の季節でしかも日曜日という事で

既に観光客らしき人々がいますね。

ちなみに気温は4度くらいなのでそこそこ寒いと思いますが・・

例年なら既に紅葉の季節が終わった感じなんですけど

今年は一週間くらい遅い感じなので

まだまだ紅葉を楽しめますね。

嵐山

振り向いて嵐山のサービスカット・・

停まってカメラを出すのは面倒くさいので

今回はソニーのアクションカムをヘルメットにマウントして

スクショの静止画でも高画質にする為に

4Kの解像度で撮影したので

常にヘルメットが見切れています・・

嵐山駅前

嵐山駅の前を通過しますが

さすがにこの時間帯だとほとんど人がいませんね・・

Dio110と竹林の小径

紅葉の季節でも全く何も変わらない竹林の小径なんですけど

ここに入った途端に急に外国人観光客が

そこそこいたのでちょっとビビりました・・

ちなみに竹林の小径は午前10時~午後5時まで

歩道に変わるので車両の通行は出来ませんが

さすがにその時間帯になると

観光客で道が埋まるので物理的に走れないと思います。

Dio110と清凉寺

羽柴秀吉の息子の首塚がある清凉寺の前を通って山道に入っていきます。

Dio110と京都の山

そこそこ山の中に入ってきましたが

まだここまではいかにも観光地って感じがしますね。

この先に昔、CRF250RALLYで訪れた時に撮影した

保津川峡谷があるのでそこまで行ってみます。

Dio110と保津川峡谷

風景が最高でしかも大きな石が転がっていない

ほぼほぼフラットな未舗装路って

ただただ風景を楽しみながら走れるので

ぶっちゃけ最高ですね~

ちなみにタイヤの空気圧は前後とも150KPaまで落としています。

紅葉の保津川峡谷

そしてここが最初の目的地で

記事の最初にディオ110を写した写真の場所になるんですけど

ちゃんとしたカメラで撮影しました。

スクーターだとカメラの機材をリュックを背負わず運べる所が良いですね。

別にCRF250のようなオフロード車でなくても

クソ安いスクーターのディオ110でもこうやって自然を味わえる訳ですが

ここからがいよいよ本格的な山道に入っていく訳であります・・

Dio110で山登り

少し戻って山道に入っていきますが

山の中でああいうモニュメントみたいなのを見ると

まるでトゥームレイダーの世界みたいだと思ってしまいますし

アドベンチャーしている感じがより強くなりますね。

Dio110と林道

こういう木が無い開けた所は気が休まる所なんですけど・・

雨が降った後には土砂崩れが起きやすい所でもあるので

状況によってはもっとも危険な場所に変わりますね。

Dio110と杉林

そこそこ登ってきたので見晴らしの良い景色が

木々の間から見えるのですが

大抵、このように木によってほとんど何も見えないですね。

前回は2017年に来たので7年ぶりに走る道なんですけど

今回は前回のゴール地点から山道に入っているので

逆走している感じになります。

当時、山の頂上からはこのような舗装路が続くので

帰りは余裕のよっちゃんイカだった記憶が残っていますし

自転車で走っても気持ち良さそうな道ですね・・

まあ、そもそも山頂まで自転車で登れたらの話なんですけど・・

Dio110

朝日が背中側から差してきたので

ポカポカ体が温かくなってきました。

気分が良いのでバイクから降りてちゃんとしたカメラで撮影タイム・・

Dio110と山道トレッキング

いくつか分かれ道を通り過ぎた所ですが・・

あれ・・おかしいな・・

こんなに険しい感じの道って頂上に付くまでは無かったような・・

写真では分かりにくいのですがかなりの勾配ですよ・・

オフロードタイヤに交換したついでに

CBS(コンバインドブレーキ)も解除したので

リアブレーキを使って安全に下れるのですが

CBSが機能した状態だと強制的に前後ブレーキが掛かるので

後輪よりも先に前輪だけがロックしてしまうと

ぶっちゃけ、一瞬で転けますわね・・

そもそもディオ110はこういう道を走る想定がされていないので

ノーマルの状態でいきなり未舗装路の山道に入ると

やっぱり危険という事になりますわね・・

てか、下っている時点で確実に道を間違えましたね・・

山中のDio110

とりあえず少し引き返してきて広場のような所にいますが・・

ここはどこなんだよ!!

グーグルマップには道が全く表示されていない場所なので

山の中のここいますよって事だけは分かりますが・・

いかにもクマが出そうな所なので

エンジンは切らないようにしていますが

マフラーを加工したりファンにダクトを追加して

騒音を軽減させたスーパーサイレント仕様でもあるので

こういう所ではさすがに身の危険を感じますね・・

今の季節に出る熊は穴もたずなのでもっとも危険な訳ですよ・・

ただ、こういう命の危険を適度に感じる事で

交感神経と副交感神経のバランスが整うみたい・・というか

実際に謎のめまいが起きる病気が林道を走る事で直りましたからね・・

やっぱり人間は適度に自然に触れないと駄目なのかもしれません。

という事で・・いくつか分かれ道があったのでさらに引き返して

違う道に行ってみたいと思います。

Dio110とジムニー

そうそう、確か頂上まで道は舗装されていたので

クルマでも走れるようなヌルい道だったんだよね・・

なんかジムニーでも走ってそうだな・・と、思って走っていたら

本当にジムニーが現れました・・

以前走った時にも数台のクルマとすれ違った覚えがありますが

舗装されたこっち側の道は普通のクルマでも走れるんですよね・・

ただ、クルマ2台がすれ違えるような場所は所々にしかないので

クルマ同士が対面してしまうと

どちらかがバックで狭くてクネクネした山道を走る事になるので最悪ですよ・・

なので林道には絶対にクルマでは行きませーん。

DIo110で山の頂上

ジムニーと一緒に頂上にたどり着きましたが

そういえば、今回のアップデートで

グランツーリスモにジムニーとジムニーシエラが追加されましたね・・

いやいや、HA36Sのアルトワークスを追加しろよ!

って改めて思いましたが・・

ここから山の反対側にある国道まで続く道に出たいのですが

結構な分かれ道があるので

方向感覚だけを頼りに下るしかないのですよ・・

グーグルマップが使えないと

人はこうも弱々しく頼りない感じになるもんですかね・・

DIo110で山散歩

とりあえずフカフカした柔らかい土の道を選びましたが

地面の所々にまるで鋭いツメで引っ掻いたような

土が掘れている所がありますが・・

まさかクマ~じゃないですよね・・

非力なディオ110だとクマに本気ダッシュをされると逃げられませんよ・・

それにしても全く走った記憶がない道ですね・・

ある程度走った所で引き返して

道の分岐点まで戻りました・・

Dio110と山林

次は見晴らしの良い道を選んでみましたが・・

こういう道は走っていて気分が良いのですが・・

果たしてこんな道だったかな~

展望

京都の街が遠くに見える絶景の場所がありましたが・・

この道で合っているのでしょうか・・・・・

てか、想定していたよりもめっちゃ燃費が悪いというか

いつのまにか燃料メーターが半分を切ってしまいましたね・・

坂道だと時速30Km/hのトロトロ運転でも

エンジン回転数が5500回転前後は回りますわ・・

そもそも平地の舗装路で最高速度を出すためのCVTセッティングを行っていて

中回転域の加速力を補う為にウェイトローラーを1gだけ軽くしていますが

それが坂道では仇となって必要以上に回転数が上がってしまいます。

さらには、本来MT車だとアクセルオフだけで下れそうな坂道でも

CVTではエンジンブレーキの強さを変えられないので

緩い下り坂ではアクセルを常に入れておかないと停車してしまう為

下り坂でも燃費を稼げないですね・・

山道と平坦な舗装路ではCVTのセッティングが全く違ってくるので

なんかモーターを使ってハイとローみたいな

大まかにギア比を変えられるような機構が欲しい所ですね・・

Dio110と渡月橋

今回は別タンクに燃料を積んでこなかった事もあり

結局の所、来た道を引き返して来ました・・

結果的には燃料が減るまで様々な未舗装路を味わえましたが

山を走破出来なかったので完全に敗北ですわ・・

DIo110の清掃作業

家に帰って泥を落としましたが・・

ディオ110の前後14インチタイヤは

やはり未舗装路で力を発揮するというか

ジョグ125の10インチタイヤでは

スムーズに走る事は不可能だったと思いますね。

そもそもジョグ125の低すぎる最低地上高だと

デコボコした林道は厳しいのですが

今回、ディオ110でもデコボコ道ではセンタースタンドが

地面に引っかかったりしたので

次回はちゃんと撤去してから山道に挑戦したいと思います。

あと、意図的に足をフロアのセンターに置かないと

足先が寒かったのでそれ用のエアロパーツも追加したいと思います。

あと、CVTのクランクケースを開いてみましたが

中には謎の種子とかが混入していたので

ヤマハのスクーターのように

クランクケースのフィルターを取り付ける必用がありそうですね。

走破は出来なかったものの、何かと収穫があったので

アドベンチャースクーターとしてさらに完成度が高められそうです。

CRF250RALLYと山道

部屋に戻って改めて

2017年当時のCRF250RALLYの走行映像を確認してみると・・

そもそもスマホのグーグルマップには

ちゃんと道が表示されている事に気付きました。

そういえばここ2~3年くらいの間で

明らかに自動車が走れないような近所にある林道でも

道の表示がいつのまにか消えていたんですよね・・

以前からグーグルマップの言いなりに走ると

とんでもない道を案内されるという声をよく聞きましたが

それを反映して改善した結果なのでしょうかね・・

確かに林道を走った方が

目的地までの最短距離だったりする事があるんですけど

普通の自動車に乗っている時に

未舗装の林道を通る道を案内されたらドン引きしますわな・・

展望その2

当時は霧が濃くて京都の街並みを見られませんでしたが

今回ディオ110で街を眺めた所と全く同じ場所で撮影していましたわ・・

つまり、あの見晴らしの良い道が正解の道だった訳ですね。

ただ当時、道には草木が生えておらず

重機によって道が開拓されたての状態だったようで

現在とは道の雰囲気が全く違ってますね・・そりゃ記憶と合致しない訳ですよ・・

当時の写真に写っている2本の木は

今回撮影した写真にも写ってますね・・

山道の構造

今回身をもって分かった事は

山で人が遭難するメカニズムの一例なんですけど・・

山頂からの帰り道でどうして人は遭難するのか・・という問題で

普通に考えると来た道を引き返すだけなので

頂上まで登れたのなら帰り道で遭難はしないだろうと思われがちなんですけど・・

2017年のCRF250で走った反対側の道を絵に描いてシミュレートすると・・

感覚的に進行方向に対して後ろ側から繋がる道にはまず行かないので

こういう山道の場合は2択になるので迷いにくいというか

頂上にたどり着きやすいのですが・・

帰りの山道

今回は山の逆側から走ったので頂上から反対側に下る道だと

道の角度的に全ての道が目的地に向かっているように見えてしまうので

行きは2択だった道が、帰りでは一気に5択に増えてしまうのですよ・・

日没間近の薄暗い状況なら、なおさら迷いやすいと思いますね。

グーグルマップでは過酷な林道は表示されなくなりましたが

チェックポイントは入れられるので

分かれ道の所でチェックを入れたり

走った跡を記録するアプリを併用した方が良いかもですね・・

 

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