GRヤリスで再びモーターランド鈴鹿に行くの巻

2025-08-27 13:26:32
2025-08-30 13:41:26
目次

たまにテレビ番組でめっちゃアットホームな一般家庭を映したVTRで

めっちゃ番組に協力的な温かい家族の映像なんだけど

嫁の顔にだけボカシが入っている時あるよね・・

え~、お察しします~

という事で・・今日は出来るだけお金を掛けずに

ユルくサーキット用にセットアップしたGRヤリスで

激安で走れる平日の金曜日に

再びモーターランド鈴鹿に行ってきました。

GRヤリスの高速道路走行

仕事を終えてから夜の11時くらいに家を出で高速道路に乗るも

牽引フック2本を家に忘れた事に気付く・・

たまたま次のインターチェンジまで長い区間だった為

大幅にタイムロスしたのと同時に

降りて通行料を払い、また高速道路で家に戻ったので

高速道路の料金を2回ドブに捨てる事になりました・・

普段の旅用の持っていくリストは作っているので

化粧水、BBクリーム、ファンデ、コンシーラ、チーク、日焼け止め

ビタミンCのサプリ等は準備万全でしたが

サーキット用のリストは作っていなかったので

牽引フックだけが漏れてしまいましたわ~って・・

チークまでいったら、さすがにやり過ぎですわね・・ヤリスだけに・・・・

GRヤリスで高速道路出口

ナンダカンダで鈴鹿ICに着きましたが

グーグルマップの到着予定時刻通りに走るには

相当ぶっ飛ばさないと無理ぽな事に気づく・・

快活クラブ

予約していた快活クラブに到着しましたが

かなり余裕を持った予約時間設定だったので問題なくチェックイン・・

前回と全く同じ快活クラブなので色々省略しま~す。

快活クラブのフラット鍵付き個室

今回は何故だかゲーミングPCの部屋だったので

いかにも高性能な、いつもよりデカいPCが置いてありましたわ・・

寝るだけなのでPCを使うのは経過時間を見る時くらいなのに・・

それよりも気になったのは、前の客が飲んでいたと思われる

空き缶とペットボトルが置いたままになっていた事なんですけどね・・

従業員の方々は、これが見えないくらい

かなり疲弊していたのかもしれませんね・・お勤めご苦労様です・・

それでは寝ま~す・・

♪ティロティロティティティーン・・(ドラクエの宿屋で1泊する音)

モーターランド鈴鹿の入口

という事でモーターランド鈴鹿に着きましたが・・

今日の最高気温は35度になるようなので

出来るだけ気温の低い時間に走ろうと

いつもより早い朝8時に快活クラブを出発して

朝イチの9時から11時までの2枠を取りました。

GRヤリスとモーターランド鈴鹿

受付を済ませてお金を払ってゼッケンを付けて

トランスポンダーをポン付けして牽引フックを付けて・・

GRヤリスのフロント牽引フック

今回はちゃんと前後に牽引フックを付けましたが

フロントは予め牽引フック専用の穴開け加工したカバーを付けてきたので

作業もよりスムーズに行えましたし

見た目が自然な感じになりました。

GRヤリスのメーターパネル

朝の9時前で、なおかつピットの日陰に入っているのに

26度ほどありますが最終的には33度まで上がりました・・

おそらく真夏には、もう二度と走らないと思いますわ・・・・

今回は家に帰ったらすぐにエンジンオイルを交換する予定なので

オイルが劣化する事を覚悟で油温は120度まで許容しようかなと思います。

それでは前回間に合わなかった

スマホのアプリからサーキットモードに入れたいと思います。

スイッチオン!

スマホのGPSでサーキット内にいる事を確認・・

「我々トヨタはユーザーにサーキットをエンジョイして貰う為に

サーキットモードという特別なモードを用意しました。

しかし、それによって車輌が壊れたとしても一切保証をしないし

何が起こったとしても・・全部お前のせいだからな!!」

まるで上谷沙弥のような注意書きの承諾を何回かOKした後・・

GRヤリスのサーキットモード

ブオオオオオオオオオ・・

メーターパネルのデザインが変わると同時に

明らかに排気音が変わりました。

メーターパネルをよく見てみると

アイドリング回転数が1400回転まで上昇していたので

まるでハイカムを入れたチューンドエンジンに変貌したかのようでした。

そしてアンチラグの設定を、もっとも強い「強」に設定・・

電動ファンの最高回転数も上げられるのですが

エンジンルーム内のファンに触れると指が飛ぶぞ!

みたいな長州力のような警告文が表示されました。

まあ、電動ファンの回転数はノーマルのままでいいかな・・

180Km/hのスピードリミッターは勝手に解除されるみたいですが

モーターランド鈴鹿では全く意味が無いですね・・

サーキットモードはなんだか・・隠れてドーピングをしているみたいで

悪い事をやっているような気分になりました。

モーターランド鈴鹿の駐車場

それでは一端バックをしてコースに出ますわ~

アクセルをオフにした瞬間、カン!・・カン!

出た!ミスファイヤリング!

って、まだ駐車場なんですけど・・

モーターランド鈴鹿のコース入口

それではコースインします・・

GRヤリスでサーキット走行

前回との違いは・・縦引きサイドブレーキが装着されていて

サーキットモードを使っている所と

タイヤが前後195/55R16のヨコハマ フレバの新品で

キャンバーボルトでフロントにキャンバーを付けると同時に

トーアウト気味のセッティングにしている所で

走り方もタイヤに一切気を遣わずにコーナーに突っ込みますし

左足でしかブレーキを踏まない

カートあがりのアッチの人モードで走るので

気分は完全にWRCの世界感で走りたいと思います。

モーターランド鈴鹿のアルテッツァ

確か、20年近く前に初めてモーターランド鈴鹿に来た時は

ダイハツのエッセだったと思うのですが

そのエッセがすぐ隣のピットに居るというユル~い奇跡が起きましたが

今回走っている他の車輌のほとんどが2005年前後の車種だったので

まるで20年前にタイムスリップしたかのような気分になりましたわ・・

モーターランド鈴鹿とマーチ12SR

前を走るのは、おそらくオーテックがチューンした12SRで

デザインが優秀だったので爆売れした3代目マーチですね~

オーバーステアを出してカウンターを切っているみたいですけど・・

日産にルノーのゴーンさんがやってきて

これからGT-Rを復活させるぞ!って頃の車両ですが

あれから20年・・そのR35 GT-Rも先日、ついに生産が終了しましたね・・

モーターランド鈴鹿とコルトラリーアート

そして三菱のコルト ラリーアート バージョンR・・

お買い物用クルマのコルトにターボを積んで

足を固めたホットハッチ仕様が出たんですよね・・

ちなみに・・当時、このコルトの助手席に乗っている時に峠にて・・

「おい・・突っ込み過ぎじゃないのか・・おい・・

ステアリングの切り込みに対して横Gが小さいぞ・・おい・・

思いっきりアンダーが出てるぞ・・おい!・・あーーーーーーー!」

ガリガリガリガリーーーーーーーーー!!

アンダーが出てからガードレールで壁走りをするまで

約1秒以内の出来事でしたが

その時、人生で初めて事故を体験した思い出のクルマですね~

他にも良い音を出しているRX-8など

完全に20年前のサーキットの風景なんですけど

これに2代目スイスポが居たら完璧でしたね・・

サーキットで縦引きサイドブレーキ

今回から導入した縦引きサイドブレーキを試してみましたが・・

なんせこの位置、この雰囲気が

いかにも競技車両しているので、ワクワクが止まらないのですが・・

前回よりもタイヤのグリップ力が上がっている事もあり

普通のサイドブレーキの方が

明らかにタイヤをロックさせやすかったですね・・

まあ、油圧式に変更した訳ではないので

ワイヤーを延長してフリクションが増えた分だけ余計に力が要る感じでした。

シフトレバーとのクリアランスは十分にあるので

サーキットでもサイドブレーキとシフトレバーを

間違えることなく操作出来たのは良かったですね。

ただ・・調子に乗ってサイドブレーキを引きまくっていると

引いている間は前輪駆動になると思われるので

立ち上がりのトラクションが甘くなったりしますね。

なので一瞬だけ引いて最小限の使用に抑えた方が良いのですが

そもそもの話・・今回は、よりオーバーステア方向に

セッティングしているのでサイドブレーキは全く必要がなかったですね・・

GR-DATのMTモード

そして、今回はより深く8速AT(GR-DAT)の特性を調べました。

前回も指摘した通り、2速~3速がレブりやすいので

MTモードではなく、Dレンジを中心に走りましたが・・

その欠点を見つけてしまいました。

Dレンジだと1速~2速感の変速制御が甘く

2速時では、かなり低い回転数まで落ちても

1速に落とさない事が発覚したので

タイムアタックを始める最終コーナーの立ち上がりで

アクセルをドンと踏み込むとキックダウンが掛かる事で

発進加速がワンテンポ遅れてしまう事がありました。

確か、2025年モデルのATのGRヤリスの変更点で

Dレンジでの1速へのシフトダウンの領域を広げたと書いてましたが

この欠点を修正したのかもしれませんね。

あと、比較的エンジン回転数の低い状態になる

ヘアピンでの2速の立ち上がり時に

Dレンジだと半クラッチ状態のような滑り感を強く感じるのですが

MTモードだと明らかに滑り感が減少して

アクセルを踏んだ瞬間からしっかり縦Gが掛かったので

特にGR-DATを詰んだ2024年型のGRヤリスで

こういう低速コーナーが多いサーキットは

MTモードで走った方が明らかに加速のフィーリングが良いのですが

それがタイムに繋がっているかどうかは分かりませんわね・・

ちなみにMTモードであってもアクセルを最後まで踏み込んで

さらに奥にスイッチのようなカチっと押し込める領域まで踏むと

キックダウンが掛かりテンポを崩されてしまう事があるので

アクセルペダルの踏み込み過ぎには注意が必要ですね。

こういう所がまだ競技車両になりきれていない

いかにもトヨタ車というか、詰めが甘い所で

サーキットなのに最後までアクセルを踏み込むと

キックダウンが掛かるのは、さすがに冷めるわ~

なのでキックダウンの機能を

完全にオフに出来る設定項目が欲しい所ですね。

モーターランド鈴鹿の縁石跨ぎ

今回は一応、50秒を切るという目標があるので

エアコンをガンガンに掛けているクーリングラップ時には

縁石をどこまで跨げるのかをテストしましたが・・

GRヤリスのRSはグラベル仕様の柔らかい足なので

おそらく車高調でガチガチに固めた足の車輌にコーナーで勝つには

芝生の上を走るのがもっとも手っ取り早いのかなと・・

トラックリミットなんて、ここには存在しないですからね~

結果的には普通に走った時のタイムがベストタイムでしたが

ミスる時=ATとの相性による変速ミス的な事が多かったので

今回はATのご機嫌を伺いながら走るという余計なストレスがありました。

なのでサーキットメインと考えた場合は

素直にMTに乗った方が良さげな感じはするのですが

なんせATは、これから家に帰るまでの

帰り道が楽ちんなんですよね~

モーターランド鈴鹿の縁石跨ぎ2

縁石をガッツリ跨ぐ事でS字を抜けた所から

最終コーナーまで真っ直ぐに走り抜けたい訳ですが・・

昨日降った雨の水溜まりが芝生の先にあったので

その野望が実現出来ませんでしたわ・・

モーターランド鈴鹿の縁石跨ぎ3

ならばもう最終コーナーのインをどこまでカット出来るのか

より詰めて走るしかないので・・

縁石の深い所までどんどん詰めていった結果・・

GRヤリスの片輪走行

片輪走行をする事になりました・・

サスペンションがフルバンプしたか

しないかくらいの衝撃はあったものの

RSの柔軟な純正サスだと関係なく全開で走り抜けられました。

まあ、45度くらいまで傾いたとしても

車体を着地させる為のカウンターを切ると着地出来ますけど

ガチガチの車高調なら横転しようとするスピードも早いので

より素早くカウンターを切る必要がありますね。

モーターランド鈴鹿のタイム表示

他の人が荷物置き場みたいな所をじーっと見ていると思ったら

そういえば、タイムを表示する

液晶モニターが置いてある事を思い出しましたわ・・

フリー走行は事前予約無しの飛び入り参加なので

トランスポンダーと名前が紐付けされていない為

どの番号のトラポンが誰なのかが全く分からないのですが・・

目の前の計測ポイントを通り過ぎた車輌のタイムが発色したので

ここでじーっと見つめていれば

段々と誰がどのタイムなのかが分かる仕組みのようですね・・・・

走行時間が終わってしまうわ!

1台だけ50秒を切っている車輌がいますね・・

それを目標にもう少し走る事にしますわ・・

モーターランド鈴鹿のタイム印刷

んで、いつものように帰りに紙に印刷されたタイムを貰ったのですが・・

あのタイムはワシやないかい!

とりあえず目標は、なんとか達成出来ましたが

この暑さでパワーが出ていないのは明らかなのでギリギリでしたわ・・

奥の手としてはペットボトルを使って手動でインタークーラーに

水をぶっかけるワザもあるのですが・・

路面を濡らすような行為はさすがにマナー違反ですわね・・

それよりも1000分の1秒単位で計測しているのに

50秒ジャストのタイムを出すという奇跡が起きてました・・

50秒ジャストのタイムを出すまで家には帰れまテンっていうゲームをした場合

数年間走り続けたとしても家に帰られる気が全くしないので

これこそモノホンの奇跡だと思ってしまいましたが

ここ最近でも、F1で2台が同タイムという事が

1年に1回あるか、ないかくらいの確率で起きてますよね・・

モーターランド鈴鹿の出口

という事で・・まだ11時なんですが

お昼ご飯を食べてから家に帰りますけど・・

ブレーキペダルのタッチ感の変化は前回とほぼ同じで

奥までぷしゅ~っと甘くなる事がなかったので

やっぱり純正タイヤよりも、まだグリップ力が低い為か

ブレーキには、まだ余裕があるんでしょうかね・・

ミスファイアリングシステム(アンチラグ)も

駐車場で音が鳴ったそれ以降、音は全くしませんでしたし

アンチラグのレベルも変えながら走りましたが・・

ATな事もあって、レスポンスの違いがほとんど体感出来ませんでしたわ・・

実際にWRCのマシンのような、バリバリにうるさいアンチラグシステムだと

触媒がやられると思うので

触媒を付けた状態で出来る事って限られているんでしょうね・・

松阪牛の牛重

今回も近所で松坂牛を食べられるお店を検索してから行きましたが

沢山の芸能人の写真やサインが壁に飾ってある

いかにも老舗な所で牛重を食べました。

焼き方も完璧なので松坂牛の旨みと甘みを存分に堪能できました。

最近は、どちらかというとサーキット走行より

松坂牛を食べる事の方がメインになりつつあるというか

走っている時も松坂牛の事が脳裏に浮かんできましたわ・・

松坂牛のおかげで眠くて地獄だった走行会の嫌な記憶が

楽しい物へと変わったように思えました。

亀山ラーメン

ついでに・・ご当地ラーメンとして亀山の地域のお店で

盛り上げようとしている亀山ラーメンを食べましたが

味は牛のダシを使った味噌ラーメンですね。

まあ、これは普通というかラーメン屋さんのラーメンじゃないので

こんなもんだろうと想定していた通りでした。

サーキット走行後のフロントタイヤ

家に帰ってから街乗り用のタイヤと交換しましたが・・

ほらほら・・やっぱりスポーツ系のタイヤだと

タイヤカスが家に帰るまでにキレイに剥がれるので

前回のようにスクレイパーで剥ぎ取るという

クソダルい作業が必要ありませんでしたわ・・

アドバン フレバは本当にスポーツ系のタイヤなのか・・?

正直、中途半端なグリップ力だった事は事実ですが

タイヤカスが付いていないだけでも十分有りがたいですね~。

今回はブロックも剥がれてないですし・・

タイヤの角だけが酷く削れているので

トヨタ純正のキャンバーボルトで付けられるキャンバー角程度では

まだまだ足りていないようですね。

それだけGRヤリスの重心は高いって事を物語っていると思います。

サーキット走行後のリアタイヤ

リア側は角がまだ残っているので

次回のサーキット走行では、これをフロント側に履かせようと思いますが

次回はエアコンを使わなくて良い涼しい季節になってから

もう一度だけモーターランド鈴鹿に行きたいと思います。

 

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