GRコペンをノーマルに戻す作業・・

2024-11-13 15:35:24
2024-11-13 16:10:26
目次

あの~ トミージョン手術の事を

トミーリージョーンズ手術と言ってしまうのは私だけでしょうか・・

という事で今日もGRコペンネタなんですけど・・

トヨタの担当者から連絡があって

「GRヤリスが来月に入ってきそうです」と、言われましが

連絡が来る度に納車日が当初の予定より段々早くなっているので

逆算していくと、時間が足りなくなくなるかも・・

という事で急遽、予定を変更して

GRコペンを工場出荷時に戻す事にしました。

とりあえず保管していた純正タイヤに空気を充填しましたが

結局、16インチなので軽自動車には激オモ過ぎるという事で

タイヤの皮を剥いた程度で

ほとんど純正ホイールとタイヤは使いませんでしたが

天下のBBSの鍛造ホイールでも

インチダウンした激安ホイールよりも重い・・

という事を身をもって知れただけでも勉強になったと思いますね。

軽点合わせ

GRコペンの純正ホイールは元々普通のコペンが

メーカーオプションとして用意されているホイールなんですけど

改めて見てみると

まるで近所のタイヤ屋さんが組んだかのように

黄色印の軽点とバルブの位置を合わせて組まれているんですよね・・

バルブと軽点のズレ

あれ・・一本だけバルブの位置から微妙にズレていますね・・

そこそこ重いハイパワーなクルマが

ハイグリップタイヤで激しい走りをすると

ホイールとタイヤがズレたりもするんですけど

コペンではまずズレないと思いますし

そもそも純正タイヤで激しい走りなんかしていないので

おそらく工場で組む時にズレたのだと思います。

ビートを落とすだけで位置を修正する事も出来るのですが

この状態でバランス取りをしていると思うので

そっとしておこうと思います。

ホイールのバランスウェイト

結局の所、軽点でタイヤを組んだとしても

ホイールによっては40g以上のウェイトが貼られている状態なので

これだと、もはや軽点合わせでタイヤを組んだ意味がないというか

そもそもタイヤの軽点はそこまで重要視する必用はないのかもしれませんね。

自分でバイクのタイヤを組む時は30g以下のウェイトにする事を信条としているので

こういう状態だとタイヤだけ180度回転させてからホイールに組み直すのですが

自動車の生産現場ではそんな余裕はありませんよね・・

GRコペンのリアサスペンション

とりあえずリアサスペンションまわりを外して

純正部品に入れ替える作業を行いましたが

倉庫部屋で保管していたマフラーの遮熱板だけが

新品のようにピカピカなので不自然ですね・・

もしかすると、このコペンが中古車屋に並んだ時には

後ろから追突された時に遮熱板がグシャグシャになったので

新品に交換したんだと思われるかもしれませんね・・

純正ショックや固定ボルトとかも部屋保管なのでピカピカですからね・・

ヘタすりゃマジで事故車かと思われるかもしれないので

最後の仕上げにドロ水でもぶっ掛けておいた方が良いかもですね・・

ホイール回転

ホイールを仮組みしてから

とりあえずホイールを回転させるのがクセになっていますが

引きずり抵抗がほぼゼロのドラムブレーキなので

ビュンビュンに回りますし回転が止まりません。

改めてドラムブレーキは最高だと思ってしまいます。

ホイール取付

んで、結局の所・・ホイールバランスがどうのこうのよりも

もっとも大きく影響するのが

キッチリとセンターでホイールを組み付ける事なんですけど・・

タイヤが地面から浮いている時にホイールを組み付けても

センターから微妙にズレたりしますし

地面に落としてから付けても微妙にズレるんですよね・・

なので少しだけ車体を持ち上げた状態にして

バネ圧でタイヤを地面に押しつけている状態で

徐々に締め付ける力を強めていきながら

何回にもわたってナットを対角線上に締め付ける事で

例えハブリングを装着していない社外品ホイールであっても

高い精度でセンターで固定出来ます。

テーパーナットだから適当に取り付けても

センターが出るんじゃないかと思ったら大間違いで

センターハブと密着している純正タイヤや

ハブリングを装着したホイールでも

そこには軽微なクリアランスが必ずあるので

ここがもっとも丁寧に作業をする所だと思います。

どれだけホイールにタイヤを組む時に

情熱を燃やしたとしても

最後のホイールの取付が結局、一番大事なんですよね。

 

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この記事を書いた人

志茂山賢吾

何故だか分からないのですがミント系のガムを食べると、くしゃみが止まらなくなります。