
まるで医者から余命宣告されたかのような
死に急ぐように出かけまくっていますが
今回はNMAX155を使って
淡路島を一周するツーリングです。
もうプチツーリングとは言わせない・・
距離はどうであれ、泊まりでツーリングするのですから・・
まあ、ぶっちゃけ淡路島を一周する事はオマケであって
本当の目的はETCを使ってNMAX155で高速道路を走る事と
前回よりも快活クラブをより深く満喫する事が本当の目的です。
なので、高速道路を使って適当な快活クラブに泊まり
そのまま家に帰っても良いのですが
それだとあまりにもアタオカな感じになるので
ついでに淡路島を一周したいと思います。

今回はスクーターという事でシート下に荷物を積めるのですが
容量的には、それほど余裕がないので
ガソリン携行缶を積むか
背中に背負うリュックを積むかの2択になりますね。
まあ、淡路島にはガソリンスタンドが何処にでもあるという事で
今回はリュックをシート下に入れて何も背負わずに走ろうと思います。

そしてNMAX155のマルチバーには前回のブログで制作した
スタンドアローンで機能するETCを装着し
ETCレーンを通過する時だけ手でポーチを起こして
アンテナを上に向けて走りたいと思います。
ちなみに淡路島の交通事情としては・・
15年前くらいにCBR600RRで淡路島に渡った時には
たこフェリーがあったので高額とも思える高速道路を走らなくても
たしか高速料金の半額くらいで淡路島まで渡れたのですが
現在では自転車と125ccまでのバイクしか乗せられない
小さなフェリーしか往航していないので
125ccオーバーのバイクは高速道路の明石海峡大橋を渡るしかありません。
んで・・もっとも安く淡路島に渡るには最短の走行距離になる
神戸の垂水ICから乗って淡路島の淡路ICで降りる訳ですが・・
ETCを使うと休日、深夜は関係なく一律760円で渡れるのですが
現金だと一気に跳ね上がって1940円なんですよ・・・・
10分くらいしか走らない区間なのに1940円はキツ過ぎますわね・・
なので今回、ETCを導入してついでに淡路島に渡るというのは
理にかなっているツーリングとも言えますね。
ちなみにフェリーだと人間+125ccバイク合わせて950円ですが
どうしてもフェリーのスケジュールに縛られるので
待ち時間が発生してしまいますね。

今回、何かNMAX155でテスト出来る事はあるかと
出発する2時間前にふと、思ったのですが特に何も無かったので
とりあえず、アルミテープをインテークに貼ってみました・・
それでは、1日しかない平日の休暇を満喫する為にも
仕事から帰ってきてから深夜12時あたりから出発したいと思いま~す。
ぶっちゃけ、高速道路を使うと家から淡路島まで
一瞬で着いてしまうので
本来なら下道を走るべきなんですが
なんせ、高速道路でETCを使うというミッションがあるので
高速道路を使って神戸にある快活クラブまで行き
1泊して朝から淡路島に向かうという
無駄に金を使うツーリングを行いたいと思いま~す。

さすがに初めてスタンドアローンで起動したETCを使うのは
ドキドキするというか・・万が一、バーが開かなかった場合
バイクごとラリアットを喰らうよりも恐怖なのは
後ろから来たトラックに追突される恐れがあるので
その為にも交通量が少ない深夜に出発した訳ですが
全く問題無くETCレーンを通過出来ました。
今回はNMAX155という事で
実質、高速道路を走れる最低排気量の乗り物になる訳ですが
最高速度はメーター読みで110Km/hちょいなので
エンジンの出力に余裕がなくても
左車線を走る上では全く問題がないのですが
それよりもギア比の方が問題ですね。
時速100Km/hを維持して走ろうとするなら
7500回転あたりを維持して走る事になるので
クルマで言うとサーキットを走り続けているような状態な訳ですよ・・
まあ、スロットルは全開ではないので
エンジンへの負荷はサーキットほど高くはないのですけど・・
エンジンの事を最大限いたわって走るのなら
時速80Km/hあたりで走っている遅いトラックを見つけて
その後ろをコバンザメのように走った方が良いのかなと・・
てか、0時を超えた深夜割引の時間帯はトラックの数が半端ないというか
想像の3倍くらいトラックが走ってましたわ・・
大型バイクで走る場合は、トラックって
まるで停止しているかのような遅い障害物なんですけど
150ccクラスのバイクだとトラックを風よけとして
うまく利用して走れるかどうかが快適に高速道路を走るカギになりますね。

左:Xフォース155カスタム 中央:NMAX155(YECVT) 右:ADV160
参考に150ccクラスのスクーターの時速90Km/h時の
エンジン回転数を載せてみましたが
右のCVTのプーリーが小さめのホンダのADV160(PCX160)が
7300~7400回転あたりなので、もっともブン回っているのですが
今回のYECVTを採用したNMAX155では
時速91Km/hで7000回転に到達するかどうかという事で
ホンダ勢より約300~400回転ほど低い感じになりますね。
左は、社外品の大きなプーリーを入れたXフォース(2型NMAX155)で
YECVTのNMAX155より、さらに700回転ほど低いですね。
このくらいギア比が重いと高速道路でも
比較的静かに走れるのですが
ただ、この重いギア比だとエンジンの最高出力に到達出来ないまま
最高時速に到達してしまうので実際にはボスワッシャーを噛まして
ギア比を調整する事になります。
ちなみにノーマルのXフォースだと
時速90Km/h時ではホンダ勢とほぼ同じギア比でした。
なのでノーマル時ではYECVTを採用したNMAX155が
もっとも重いギア比という事になります。

以前、YECVTのNMAX155の最高速度をテストした後に
CVTのプーリーを確認してみるとプーリー自体のサイズは
Xフォースに取り付けた社外品のプーリー並に大きいのですが
外側がしっかり使えていない事がベルトの黒い痕から分かりました。
なので部品を交換しなくても
プーリーボスを1mmほど削って短くする事で
高速道路を走るのに適した
より低いギア比に出来るキャパがありますね。
たーだー、パーツリストを調べてみると
YECVTのプーリーボスは構造が特殊なので
プーリーとのアッシーという事もあり1万円を遙かに超える価格なので
加工をミスると痛手が大きいですね・・
一般的なプーリーボスって1000円程度ですからね・・

たーだー、YECVTのNMAX155は、まるでPCXかのように
ベルトがクランクケースカバーに当たった跡があったので
ギア比を重くする場合には
クランクケースカバーに干渉している所を削るか
表面を研磨して滑らかにしておいた方が良さそうですね。

ていう感じで各スクーターのCVTを頭に想い浮かべながら走りましたが
神戸の山あたりに着いたので高速道路を降りたいと思います。
入口で問題がなかったので出口はもう余裕のよっちゃんイカなので
試しに少しオーバースピード気味に突っ込んでみましたが・・
ETCを標準装備しているバイクのように
車体の先端(ヘッドライト)あたりにアンテナが着いている訳ではなく
今回はハンドルバーとぼぼ同じ位置にアンテナがあるので
時速30数キロあたりで通過すると
かなりギリギリでバーが開く感じだったので少し焦りましたが
ETCのアンテナの設置場所が車両の後ろ側の場合は
やはり時速20Km/h通過は厳守した方が良いかもですね。
てか、後に自動車がいる場合は
時速20Km/hを守っている車両なんて、まずいないので
ゲートの手前で減速すると
後から突っ込まれる事の方がよっぽど怖いんですよね・・
過失割合が0:100とか関係なく
バイクに乗っている方が殺されますからね・・

下道を走って神戸の快活クラブに向かいますが
ここは有馬温泉付近ですね・・
快活クラブの最寄りのICでは降りず
あえて遠くのICで降りる事で時間稼ぎをしています・・
というもの早く着きすぎると
早くチェックアウトをしないといけないので・・

夜中の1時過ぎに快活クラブに無事着きました~
ここは珍しく1階が駐車場のパターンなんですが
狭い土地だとこうなりますわな・・
つまりお店もコンパクトって事なのかな?

受付の横に雑貨が売ってますが・・
今回は事前に予約していて
予約時間よりも若干早く付きましたが問題はないようで
予約完了メールに記載されているIDを端末に打ち込むとチェックイン出来ました。
ただ、予約していくと部屋は選べないようですね・・
空いている部屋を選ぶのも結構楽しかったのですけどね・・
ちなみに家で予約する時点でチェアの部屋か
フラット床の部屋かを選べます。

食事を行う飲み放題カフェのスペースが
かなりギュッと圧縮されている感じなので
やっぱり1階が駐車場のお店は全体が狭いのかな?

ドリンバーのスペースですが
やはり、どこの店舗でも夜中はメンテ中なので
ソフトクリームが食べられないみたいですね・・
前回泊まった彦根の快活クラブと比べて機械の数が1台減っているので
店舗によって飲めるジュースの種類も違うようですね。

しかし、ここのお店は雑誌の種類がかなり豊富で
マンガのスペースも明らかに彦根の店より広く
お勧めのマンガが手前に置いてあったりと力が入ってますね。

ただ、トイレが共有スペースの一ヵ所にしかなく
宿泊する個室ルームからは、かなり離れているので
寝ている時に尿意で目が覚めた場合は
トイレに向かって歩いているだけで完全に覚めそうなので
戻って、もう1度寝る事が困難そうですね・・
今回は店員さんが受付に居たので色々質問してみましたが・・
朝、顔を洗う時はトイレの洗面台を使ってくれと言われましたが・・
ほとんど客がいない朝だとしても
ここではビリヤードやカラオケ等と共通のトイレを使う事になるので
万が一、そこで歯を磨いたりしている客と出会ったりすると・・
ぶっちゃけ・・引くわな・・

個室のスペース前にはオートロックのドアがあるのは
各店舗共通のようですが
このドアの内側にトイレの設備が欲しい所ですね~

部屋に着きましたが
見た目は前回泊まった彦根の店と全く同じ感じですが・・

ここはUSB電源が2つありました!

しかも、空調の調整はフタの開け具合ではなく
ファンが各部屋に着いているようで2段階で風量を調整出来ました。
たーだー、空調を強にするとファンの音が結構うるさいですね・・
それではブランケット数枚を駆使して寝たいと思いますが・・
今回は、朝起きる時にもスマホの目覚まし音が聞こえるように
ノイズキャンセリングのイヤホンを持ってきたので
ファンの音も完全に消せます。
それでは寝ま~す・・・・・・・・・Zzzzzzzz・・・・・・・
結構繊細な方なので、実際に寝付くまでには
30分以上掛かりましたけどね・・
朝、尿意で目覚めましたが
今回もスマホで設定した1時間半までに目覚ましたわ・・
ただ、前回みたいに顔が冷たくなって寒くて起きたのではないので
部屋の温度は朝起きても丁度良い感じでした。
部屋の温度管理って快適性にもっとも大きく影響しますし
各店舗の評価というか印象にも相当大きく影響すると思いますね。

ここのお店では朝だと無料のパンが提供されていて
朝6時頃にトイレに行く時に通った時には
2~3人ほどいてパンを焼いていましたね・・
やはり、ここに泊まる人の朝は早いようでした。

さすがにトイレで顔を洗ったり歯磨をするような
恥はさらしたくないのでシャワールームを利用する事にしましたが
ここのお店では有料なので330円で使えます。
朝の8時頃から受付に行くと、三浦翔平に似ているイケメン店員が居たので
部屋のレシートを渡すとバスタオルとキーを貰えました。
無料のシャワールームだと15分で出てね~って感じでしたが
有料だと30分は使って良いみたいですね。

ただ、落ち着いて顔を洗う為だけに330円を払うのはどうかと思い
家でお風呂に入ってきたのですが
せっかくなので服を脱いでシャワーを浴びてみました。
シャンプーには拘りがあるので
野良のシャンプーには手を出しませんでしたが
これでさらにディープな快活クラブの世界に足を踏み入れた感じがしました。

部屋に戻ってから、今回楽しみにしていた
快活クラブでのご飯を注文してみたいと思いますが・・
てか、彦根の快活クラブより明らかにPCがサクサク動きますわ~
スペックを調べてみるとメモリーは16GBを積んでいたので
ネットをするだけに使うには勿体ないスペックですね。
あ・・前から気になっていたのですが・・
下にある「あなたの声を聞かせてください」のバナーですよ・・
試しにバナーをクリックしてみました・・

すると厚生省のサイトに飛んで
何だか電話相談のページに繋がりました・・
ほら出た・・これですよ・・このイメージですよ・・
ネカフェに泊まる方々の世間からのイメージ・・
住所不定の仮住まい・・犯罪者の潜伏場所・・
私がNHKのドキュメント番組で見たヤツそのものですよ・・
厚生省が快活クラブに「商売したけりゃバナーを貼れ!」って言われたのか・・
快活クラブの役員が気を遣ってバナーを貼ったのかは分かりませんが・・
快活クラブに泊まる事を楽しみにしている人間にとっては
実に気分が悪いですね~
そういう負のイメージを払拭させる為にも
今後も快活クラブに泊まりまくってやりますわ・・

改めてご飯を注文したいと思いますが・・
やっぱりダジャレの快カツカレーでも食べておきましょうか・・
あと、店がゴリ推ししている金のポテトも注文してと・・
普段は朝ご飯を食べないのですが
快活クラブを満喫太郎する為にも頑張って食べてみたいと思います。
数分後・・部屋に電話が掛かってきて
飲み放題カフェのテーブルに来て下さいとの事でした。

誰も居ない飲み放題カフェの指定された席に
食事だけが置いてありました・・
あれやね・・このシステムには若干のラブホ感があるというか
店員と全く顔を合わせることなく食事が出来ますが・・
もう既に有料のシャワールームを借りる時に
三浦翔平のイケメン店員と顔を合わせましたけど・・
やっぱり快活クラブでは朝の8時あたりからは
客がいなくなる無の時間帯があるようで
彦根の店でもそうでしたが
まるで店を貸し切りにしているかのような優雅に思える時間でした。
それでは食べてみたいと思いますが
まずは金のポテトから・・モグモグ・・・・
一応、フライドポテトに関しては
プロとして長年揚げてきたのでうるさいのですが・・
サクサクした揚げたて感はなく・・
松茸の風味がするのでおそらく・・
永谷園の松茸のお吸い物の粉末のような物を
かけたのではないかと推測できますが
それをやると家でもこの味を再現出来そうですね・・
それでは快かつカレーを食べてみますが・・
あ~、カレーの味はぶっちゃけ好みというか・・
かなり美味しいと思いますね・・
ぶっちゃけ、ココイチよりも旨みの成分が多いように思えます。
カツも衣がカリっと揚がっていて良い感じですが
お肉の厚みは薄めなのでジューシー感がなく少し硬いですね・・
まあ、こんな所でしょうか・・

食後に食べ放題のソフトクリームと
メロンソーダを美味しく頂きました。
旅をしていますが、食事では冒険はしません・・

今回のお会計はこんな感じになりました~
前回は家からパンを持っていくという
セコ過ぎる行為をやってしまいましたが
今回はガッツリ快活クラブを堪能しました。
宿泊代が2110円なので安過ぎる事もあって
余計に食事代が高いように思えてしまいますね・・
一般的な旅館やホテルで朝夕2食付きだと
おそらく宿泊代の40%~50%くらいが食事代としての相場でしょうか・・
1食しかしていない事を考えると、やはり食事代は高めな印象なので
つまり、快活クラブは食事を提供する事で利益を得ているとも言えますね。

チェックアウトの時に先ほどの三浦翔平が居て
私のヘルメットを見て声を掛けてきたのですが
「何のバイクに乗っているのですか?」と、
返答するのに一番めんどくさい質問をしてきたので
「色々な物に乗ってます」という意味の分からない応答をしました。
VTR乗りのイケメン店員さん・・機会があればまたお店に行きたいと思います。
それでは淡路島に向かいたいと思いま~す。
という事で・・後半へつづく~