スズキ ワゴンRを試乗するの巻

2026-02-07 23:53:48
2026-02-09 17:32:48
目次

そろそろ次のクルマ選びを始めようかと思い

今日は、スズキのディーラーに来ましたが・・

社員の移動が激しいスズキなので

案の定、担当者が変わっていて

新人さんが担当してくれましたが・・

果たして、いつまで居てくれるのか今から心配です。

という事で・・今回は、スズキのワゴンRに乗ってみました。

去年の年末にマイナーチェンジ(MC)が行われましたが

6代目ワゴンRとしては、最後のMCになりそうですね。

ワゴンRに触れるのは、約10年ぶりというか

ワゴンRスティングレーを所有していた時以来になりますが

昨今の軽自動車のトレンドは、両側スライドドアに背高ノッポなので

かつて軽自動車の王道にして帝王だったワゴンRは

すっかり息を潜めている印象になりましたね。

そして今回のワゴンRのコンセプトは「スズキのプライド」という事で

一見、意味が分からないのですが

おそらく、ワゴンRのライバルだったダイハツのムーヴが

スライドドアを採用した事に対して

言っているのではないかと推測出来ます。

1gでも車体を軽くしたいエンスーな人々にとっては

スライドドアを採用した時点で買う気が失せるというか

一般的なドアに対して40Kg~50Kgほど車重が重くなる事は

カタログを見なくても分かる訳ですが

走りもある程度楽しめるワゴンRだけは

意地でもスライドドアにしないというスズキのプライドですね。

そして、もう一つのプライドとしては

MTの設定を残してくれたという所ですね。

今現在、新車で買える車重がもっとも軽い軽自動車のMTだと

軽トラを除けば、このワゴンR(750Kg)になります。

そんな事もあって今日、乗りに来たのでした。

ワゴンRコクピット

試乗車は当然、CVTなのでMTを想像しながら走りましたが・・

まず、電動系のアシストが付いていないのに

想像以上に発進がスムーズな事にはビックリしましたが・・

R06D型エンジンを体感するのは、今回が初めてだったので

低回転域のトルクがR06Aより確実に分厚くなったという事ですね。

副変速機付のCVTは、時速20Kmあたりでギアが切り替わるのですが

以前のモデルよりも、より自然に変速しますし

変速時に発生していた音も聞こえなくなりました。

車内の騒音も一段と静かになった印象なので

フルモデルチェンジを行った訳ではないのですが

先代のアルトの時代から確実に進化を体感出来ました。

今回の試乗では山道も走らせて貰えましたが・・

ワゴンRは、初代から全高が1650mmあたりなんですけど

この全高って実は絶妙で

車内での圧迫感を感じさせないワゴンならではの屋根の高さで

尚且つ、クネクネした山道を走っても

全高の高いクルマに乗っている印象を与えさせない

ギリギリの全高なんですよね。

最近では年末に三菱のeKスペース(日産ルークス)に乗りましたが

全高が1800mm近くあるハイト系は

運転していても全高の高さが分かってしまうというか

天井が横Gによって左右に持って行かれている感じが

常に付きまとうので

それだけでも、運転を楽しめなくなるというか

大人しく走ってくれとクルマから言ってきます。

でもワゴンRだと、それがないので

GRヤリスに近い感覚で

普通にコーナーに突っ込めてしまう訳ですよ。

そんな事もあり、全方面において丁度良い案配・・

というのが、ワゴンRのもっとも優れた所なのかなと思います。

ワゴンRペダル類

ATとMTで1番大きな違いとしては

AT(CVT)だと車重が約20Kg重くなる所だけでなく

フット式のパーキングブレーキなのですが

MTだと、助手席と運転席の間にハンドブレーキが備わります。

つまり、MTを選ぶ事でベンチシートという

軽自動車ならではのシートは失うのですが

MTのワゴンRだと、その気になれば

ジムカーナも出来るという事ですね。

ワゴンR助手席の折りたたみ

今回の自動車選びの要件の一つとしては

車中泊が快適に出来る事や

出来ればレーシングカートが積める事なのですが・・

軽自動車という限られたスペースで

身長170センチ以上の人間が脚を伸ばして快適に寝るのには

助手席側のシートアレンジが重要になってきます。

ワゴンRシートアレンジ

ワゴンRも、助手席の背もたれを前側に水平になるまで倒せるので

余裕で寝ることが出来ましたが・・

エブリイワゴンやダイハツのハイゼットと比べると

シートの厚みの分だけ荷室の位置が高いので

ここにレーシングカートが載っているイメージが沸かないというか

かなり厳しそうなのが想像出来ます。

ワゴンR助手席と後部座席の隙間

助手席側をフルフラットにした場合

助手席と後部座席の間には、少しだけ隙間が出来ましたが

頭を車体後方に向ければ特に問題はないかなと・・

2025年12月MC後のワゴンRリアビュー

フロントは、スティングレー顔になったので

カッコ良くなりましたが

リアは、至って普通のワゴンRですね。

なんでこんなに貧相な感じに見えるかというと

スティングレーにはあったリアスポイラーが無いんですね・・

でも安心して下さい・・

オプションでスポイラーが着けられるので

ちゃんと、リアもスティングレーっぽく出来ます。

あと、レーシングカートを積む場合、問題となるのが

リアの開口部の広さと床面の高さなんですが

エブリイワゴンやダイハツのハイゼットと比べると

ワゴンRでは、ボディ剛性を高める為に

開口部の四隅が丸く開口部が絞られているので狭く

開口部の底面の位置も高い事から

ワゴンRでレーシングカートを運ぶのは

相当厳しいというか

どこまでカートを分解する必要があるのか・・って所になりますね。

2025年12月MC後のワゴンRカタログ

という事でワゴンRに乗ってきましたが・・

MCを行ったワゴンRの最大のウリは

キリっとしたスティングレー顔に

MTの組み合わせが出来るようになった所だと思いますね。

軽自動車のMTは、大抵が低グレードのNAにしか設定されていないので

今までは、スティングレー顔だと強制的にCVTでした。

そして今回のMCで失った物は

スティングレー(ターボ)のグレードが廃止されたので

ついにターボのワゴンRが新車で買えなくなりました。

恐らく、あと1~2年くらいで

フルモデルチェンジが行われそうな感じですが・・

この最後のMCを行ったワゴンRに価値が出るとしたら

新型でMTの設定が廃止された時なのかなと・・

まるでアルトみたいに・・

間違いなく、運転していて1番楽しい軽のワゴンは

ワゴンRのMTだと思いますし

なんせ燃費もワゴン系では圧倒的に良いので

航続距離が長い所も良いですね。

エブリイワゴンやダイハツのハイゼットは

後輪駆動なのでハンドルがスルスル

気持ちよく回せる所には惹かれますし

荷室の鉄板自体がフラットな所は魅力ですが

なんせMTでも車重が900Kg程度あるので

動力性能と燃費が悪い所が気になりました。

なので、運転していて楽しいのと、車中泊を快適に行う事は

ワゴンRでも実現出来そうですが

運転する楽しさとレーシングカートを積むのを

軽自動車で両立するのは、かなり厳しそうですね・・

 

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