Fazzioの夏用ウインドスクリーン構想と制作・・

2026-07-27 12:10:55
2026-07-31 00:31:20
目次

バイクで走るには、地獄のような季節になりましたが

そんな中でも灼熱地獄の季節にしかテストが出来ないような

少しでも涼しく走れるアイテムを

制作している最中ですが・・

寒い冬場でも快適に走れるようにと

所有する全ての車輌で

ウインドスクリーンを装着している訳ですが

夏場になると逆に暑くなるので外します。

しかし、ウインドスクリーンの役割は

単純に防寒の為だけでなく

車体の空気抵抗を軽減する効果や

疲れに繋がる風圧から解放される為でもある訳ですよ。

特にエンジン出力が貧弱な125ccクラスでは

ウインドスクリーンが加速性能にも大きく影響するので

夏場では、吸気温度の上昇と

ウインドスクリーンを外した事による空気抵抗の増大で

加速性能が大幅に落ちてしまうのです。

そこで思ったのが・・体にかかる風圧や

車体の空気抵抗を軽減しつつ

良い感じの風が体に当たるような

夏用の涼しいウインドスクリーンって

作れないものなのかと

ふと、寝る前に布団の中で思った訳なのです。

Fazzio専用ウインドスクリーン

季節は一端、今年の春頃まで戻りますが・・

冒頭の写真を見ると分かりますが

ヤマハのファジオは、ヘッドライト部分が

上に飛び出している為、汎用のウインドスクリーンを着けても

大きな隙間がヘッドライトの両脇に出来るので

ビュンビュンと風が通り抜けて寒い訳ですよ。

そういう事からファジオ専用の

ウインドスクリーンを制作する事にしました。

もちろん、PCXやNMAXに着いていけるような

加速性能を得る為でもありますけどね・・

ちなみに・・自作のスクリーンを着けるだけで

最高時速が6Km/hほどアップしたので

エンジン出力に換算すると計算上・・

8.3PSのファジオが10PSになるので

1.7PSアップした事になります。

Fazzio専用ウインドスクリーンのナックルガード部分

ウインドスクリーンだけでなく

ついでにナックルガードの機能も持たせた形状なのですが

ボディからハンドル部分が飛び出している

一般的なスクーターの形状だと

実は、ハンドル下のいわゆる首まわりの大きな隙間から

風がビュンビュンに通り抜けて体に当たります。

ちなみに・・スクーターでもPCXやNMAXのような形状だと

この首まわりの隙間はありませんね。

そこで、首まわりを通り抜ける風を外に流す為に

ナックルガード部分を下に延長して隙間を埋めていますが

ここは可動部分なので完全に隙間を埋めてしまうと

ハンドルを切った時にボディに干渉するので

干渉しないギリギリのサイズにしています。

JOG125のネックエアロ

そもそも・・スクーターの首回りの隙間から

風が通り抜ける対策を行ったのは

JOG125と、Dio110のエアロパーツを制作している時で

JOG125では、このように塩ビ板を小さくカットして

L字型に折った物をマジックテープで貼り付けていますが

このようなエアロパーツを着けていくと

体には全く風圧が掛からなくなる為

マジックテープで固定する事で

暑い夏場になると外せるようにしています。

Dio110のナックルガード下部

Dio110では、JOG125よりも後に制作したので

ナックルガード自体に、その機能を持たせた形状にしていますし

このナックルガード自体もマジックテープで固定している為

夏場では外して走ります。

このように・・冬場では空気抵抗の軽減と

風防としての機能をとことん突き詰めていける訳ですが・・

夏場になると、その全てが裏目に出て

激暑バイクになってしまうので

製作した全てのパーツを外す事になり

涼しさと引き換えに、動力性能を大幅に失います。

でももう、今年の夏こそは

いつもとは違う夏にしたいので

夏用のウインドスクリーンを製作する事にしました。

Fazzioに夏用ウインドスクリーン

とりあえず試作的な感じで

夏用のウインドスクリーンを作ってみました。

冬用のウインドスクリーンとの違いは

体に風圧が掛からない風防としてギリギリ機能する

小さいサイズにする事で、隙間風を作り

風を適度に感じられるサイズにしています。

あと・・まるでイカ焼きみたいに

3つのスリットを入れる事で

ウインドスクリーンに当たる空気の圧力を弱める事で

空気抵抗を軽減する効果もありますし

風圧が掛かっていない心地の良い風が

スリットから後ろに流れるようにしています。

ボルテックスジェネレーター構造のウインドスクリーン

あとは・・天辺部分をキザギザにして

ボルテックスジェネレーターの効果を

得られる形状にしましたが

F1では、数年前にメルセデスのマシンが最初に

ギザギザのウインドスクリーンを採用していましたね。

空力性能を最優先した場合、ウインドスクリーンの縁を全て

ギザギザにするべきなんですが・・

さすがに見た目がヤバ過ぎて

奇人が乗っているバイクだと思われるので

見た目とエアロダイナミクスの両立は

地球を走る乗り物全ての永遠の課題だと思いますわ・・

あと、バイクの場合、事故るパターンによっては

ハンドル部分に胸を強打して

その時にウインドスクリーンがギザギザだと

顔面やアゴに刺さる可能性があるので

製品化させるとしたらトゲトゲを

車体の前方に向ける必要がありますわね・・

Fazzioの荷室に収まるウインドスクリーン

どうしても最後にオチを付けたくなるのですが・・

今回作った夏用ウインドスクリーンは

ファジオの荷室にピッタリ収まる形状になっているので

バイクでも容易に持ち運びが出来る設計になっています。

実は・・

この世に存在するウインドスクリーンのほとんどは・・

バイクの荷室には入らないんですよ・・

これって・・考え方によっては・・

めっちゃ怖い話じゃないですか・・

そもそもの話・・

夏場でもウインドスクリーンを外さなくても良いように

夏用ウインドスクリーンを

作ったんじゃないのかって話なんですけど・・

持ち運べないウインドスクリーンよりも

持ち運べる方が良いに決まっていると言い切りたい・・

とにかく・・夏用ウインドスクリーンは

想像以上に快適だったので

既に手放したくない気持ちで一杯なんですけど

空気抵抗的には最高時速が4~5Km/hほどアップしたので

意外とあっさり目標の数値に届き

何より涼しい事がもっとも良い所でした。

あ・・そうそう・・間もなくカバー類の脱着作業を

ファジオの専用ページに掲載するので

興味がある方はどうぞ・・

ウインドスクリーンの詳細は後々にでも・・

 

シモケンサイズに戻る

この記事を書いた人

何者かにブログを書かされています・・誰か・・助けて・・・・